結婚指輪のモチーフで人気のバタフライについて

結婚指輪では、愛情を意味するハートや縁を結ぶという意味があるリボンなどのモチーフをデザインに取り入れていることが多いです。結婚指輪で使用されるモチーフでは、幸運を表す四葉のクローバーや災いから大事な人を守る意味の十字架などがあります。その中でも、ハートやフラワー、リボンに比べると女性的ですが、クールな印象があるバタフライは可愛いデザインの結婚指輪が苦手な女性を中心に人気があります。バタフライは蝶をイメージしたモチーフですが、蝶はもともと西洋でも東洋でも幸運のシンボルとして縁起のよい虫として有名です。

キリスト教では、蝶は「復活」を意味しています。仏教では「輪廻転生」の象徴になっており、新しい自分に変化することを意味しており、新しい人生の門出を飾る結婚指輪にふさわしいモチーフになります。インディアンの部族で言い伝えられている話では、蝶は神様に願い事を伝えてくれる存在として扱われています。蝶の発音である「ちょう」という言葉は、偶数を意味する「丁」に重なるため、日本の伝統婚礼衣装にも蝶のデザインはよく用いられています。

中国でも蝶は愛情を意味する縁起のよいものとして扱われています。中国で蝶が恋愛や結婚を表す重要なモチーフとなっている物語としては「梁祝伝説」が代表的です。「梁祝伝説」は中国版のジュリエットとロミオのような悲恋話です。モチーフだけでなく音楽でも「バタフライ」という女性歌手のウェディングソングもあります。

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