SIMを差し替える理由

携帯電話やスマートフォンなどを契約すると店舗で小さなチップを入れているのを見ることがあります。

それがSIMカードと呼ばれるものです。この中には契約者の固有の番号が記録されていて、無線通信基地からの電波のやりとりの際に識別するために使われます。電話番号はもちろんメールもその固有の番号でやりとりされるため大変重要な情報です。



このSIMカード自体が個別の契約になるため、入れた端末がそれを認識して、契約内容に合ったサービスを利用することができるようになります。
そのため、基本的にはどの端末でも形式が合えば差し込むだけで同じ契約内容を利用できることになります。
ただし、大手の通信業者の場合、勝手に入れ替えができないように提供する端末にSIMロックと呼ばれる抑制機能があります。

そのため他の業者で契約したSIMカードを入れても認識しませんでした。

現在では政府の働きかけによって希望者にはSIMロックを解除する手続きを受け入れるようになりました。
SIMロックを解除することでできるのが、SIMの差し替えです。


低価格の契約でサービスを提供しているMVNOが提供しているSIMを使うことで月々支払う料金を低くすることができます。MVNOは無線通信設備を持たない通信会社です。

大手から設備を借り入れることで設備投資費用が低く抑えられるため、その分低価格のサービスを提供することができます。

通信設備は大手と同じものを使っているので利用できる地域や繋がりやすさは基本的には同じです。

ただし、電話をするために使われる音声サービスは大手の方が多彩です。

かけ放題などのサービスがあるため通話をメインで使われている人は大手の方が得と言えます。

そのためMVNOは通話に特化したガラケーと呼ばれる端末の提供はありません。


MVNOが提供するものは価格が安いため格安SIMと呼ばれています。

MVNOの場合は、契約の方法にいくつかの種類があります。



スマートフォンの場合、音声通話とテータ通信の2つの使い方があります。
データ通信しか行わないもの、データ通信とショートメッセージのSMSが送れるもの、音声通話ができるものに分かれています。
大手と異なり音声通話のサービスが弱いため通話料が高くなります。
ほとんど電話をしない人やSNSで音声通話ができる方などはデータ通信のみにすることでさらに費用を安くすることができます。



このように端末がSIMロックされていないものであれば、どの通信業者の契約でも利用することができます。

例えば長く使っていた端末を使いたいけど、月々の支払いを抑えたい時や同じ端末でプライベートと仕事の両方で使い分けたい時、異なるOSの端末を使いたい時など使い方はいろいろあります。
この時に注意が必要なのはSIMカードにもいろいろな形状があると言うことです。

世代に応じてmini、MicroNanoなど大きさや形状が変わっているのでそれに対応した端末でしか使えないことがあります。